Message メッセージ
知的な成長は、田舎にこそあります!
都会と田舎を比べると、どうしても都会=最先端というイメージがあります。実際に「ヒト」「企業」「情報」は都市部に集中しているので、間違いではありません。ただ個人的な経験から申し上げると、「知的な成長は田舎にこそある」と確信しています。
地方の会計事務所には、パターン化できない仕事ばかり。1社1社、知恵を絞って自ら判断しなければなりません。そうした経験の蓄積が知的成長に繋がります。地方ではスペシャリストよりもゼネラリストが求められます。とはいっても「浅く広く」ではなく、幅広い知見と経験が必要。そして経営者の皆さんとの距離もとても近いですので、息遣いがダイレクトに伝わる醍醐味を感じてください。
また、仕事以外のオフにも知的成長の契機が隠されています。田舎には遊園地のように「遊ばせてくれる」場所は少ないですが、ウインタースポーツや釣り、登山など豊かな自然を満喫して「遊べる」場所はたくさんあります。自然の中で遊ぼうとすると、必然的に頭を使います。求めなければ何も得られないけれども、求めれば多くを得られる。それも田舎の魅力だと思っています。
ホスピタリティあふれる方と一緒に働きたい
会計事務所の職員として求められる資質はいくつかあります。基礎的な部分では数字・法律に強いこと、コミュニケーション能力に長けていること。ただ、私が端的に求めるのは「ホスピタリティがある人」です。会計事務所の仕事とホスピタリティは、一見すると関連性が薄いと感じられるかもしれません。しかし、ホスピタリティの根幹は「相手を喜ばせたい」という思い。実はこの発想がベースにあるかどうかがとても大切です。
新しい知識を得た時に「あの社長に話せば喜んでもらえるかも」と、まずお客さんの顔が思い浮かぶか。困っている社長さんのために一生懸命その業界を研究して、悩みを共有して解決しようとすることができるか。こうして相手を思える気持ちを持っていることこそ、私たちの仕事にとって大切です。そして相手に喜んでもらえるという成功体験を何度か繰り返すと、楽しくてやめられなくなります。皆さんにも是非その体験をしてもらいたいです。
信州松本に初めて来る方は、駅に降りて、眼前に迫るアルプスの美しさに驚くことでしょう。スキーに行くのに1時間。ゴルフなら30分。渓流釣りでも1時間。でも適度に人口もいて、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」も開かれる文化都市です。仕事に遊びに知的好奇心をくすぐられる土地。私たちと一緒にお客様のためにここ松本で働きましょう。
税理士法人未来経営 代表社員
飯沼 新吾